龍郷町の紹介

歴史と文化をつむぐ町「龍郷町」

西郷南州流謫跡

徳永製菓

徳永製菓

1859年、西郷隆盛は島流しにより奄美大島の龍郷町に上陸しました。(諸説あり) 西郷は島の娘「愛可那」と結婚し、約3年過ごしたといわれております。 西郷が愛可那と過ごした場所が「西郷南洲謫居跡」です。

奄美に上陸した西郷

生きる力を取り戻すまで

西郷

安政6年(1859)1月、西郷は奄美大島の龍郷村に上陸しました。 来島当初、彼は精神的に追い詰められた状態であり、知る人もいない島での生活で孤独を深めていきます。
そのためか、彼は木刀を振り回したり大声を上げたりするなどして、島民からは「大和のフリムン(狂人、大ばか者)が来た」と囁かれたそうです。 西郷が上陸した時、船の綱を結んだのが「西郷松」です。 現在は立ち枯れのため伐採され、「西郷松跡地」の碑が立てられました。 伐採された西郷松からは西郷と島妻・愛加那の木像が作られています。
だんだんと島の生活に馴染んできた西郷は、島の有力者である龍家の一族である愛加那を妻に迎えます。彼女との生活により、西郷は生きる力を取り戻していきました。

大島紬発祥の地

徳永製菓

徳永製菓

龍郷町は大島紬の「龍郷柄」の発祥の地と言われております。 製造工程の手間・品質などから高級品とされていますが、 着物以外にも大島紬の生地で作られた小物などリーズナブルなものもあり、お土産としても人気です。

大島紬について

約1300年もの歴史がある大島紬

大島紬

龍郷町は大島紬の伝統的な銘柄である「龍郷柄」と「秋名バラ」の発祥の地でもあります。「龍郷柄」はソテツの葉とハブを図案化した細かい連続模様で、娘を嫁がせる時に持たせたと言われています。
秋名の伝統柄「秋名バラ」の「バラ」は琉球語でザルを意味し、全体に黒っぽいザルの格子柄に赤や青の十文字が交差した模様で、全体的に落ち着いた雰囲気ですが、近づくとアクセントの十字が味わい深い華やかさを醸し出します。
それぞれの柄の大きさは、玉(たま)で数えます。この玉の数が少なくなるほど大柄になり、柄が大きくなるほど若者向けとなります。

お問い合わせ先
龍郷町役場 企画観光課
894-0192 鹿児島県大島郡龍郷町浦110番地
電話:0997-69-4512
FAX:0997-62-2535

お問い合わせ

商品に関するお問い合わせ・ご注文はコチラ

0997-55-4081